チョット早いかなと思いながら〝ニッコウキスゲ〟の花を求めてドライブに出かけてきました。
車山高原に来ると一層雲が厚くなり日差しがなく少し肌寒い天気です、ニッコウキスゲが一面に咲いている、と期待して高原を散策するも一輪づつちらほらと咲いているだけです、こちらもレンゲつつじが咲き、赤と黄色の花畑を連想するが、ニッコウキスゲは極端に少なかったです。
台風が上陸する予報が出ているが、まだ雨が降っていないのでニッコウキスゲを見に出かけることに、美ヶ原高原からビーナスラインを南下して花を楽しもうという計画です。アルプスの展望台でもある美ヶ原高原で残雪の山を見ようと足を速めるも、あいにくの天気で求める山をハッキリと望めなかったが、レンゲつつじの花と放牧された牛が草を食む光景があり、牧歌的なアルプスを連想させてくれこれで満足でした。次に八島ヶ原湿原に立ち寄り、花を見ながらのんびり湿原を一周、アヤメが見ごろで他にも多くの花が、ここではネームプレートが付いていて花の勉強にもなります、お目当ての〝われもこう〟を見つけることは、私にはできませんでした。ニッコウキスゲの群落がある車山高原に、期待して散策するのですが、本当に数が少ない、まだ時期が早いこともあるのですが、これほど少ないとは、ニッコウキスゲの黄色の群落を期待してきたが思いは叶わず、まあレンゲつつじを見れたのでこれで良しとするか、こんな花見ドライブでした、それに雨に当たらず一日を過ごせたことでよかったことにしよう、そういう思いで里に下りました。
ニッコウキスゲの減少は、鹿の食害も大きい原因のようです、その対策として車山高原では散策路の脇に電気柵が設けられ、侵入を防ぎ群生の復活を行っています、かなり昔に来た車山高原は黄色一色に染まっている記憶はあるが、今はその様子は全くなく残念な思いです、それから高原にあるコロボックル小屋は、草原にぽつりとあるイメージでしたが、今は周囲のモミの木(?)が大きくなり、木立の中に立っているようになり、昔の光景とは変わっています、昔旅行の計画のために買ったガイドブックには、一面続くニッコウキスゲの高原、そこに立つコロボックル小屋、その様子は今はないので、花だけでも早く復活して欲しいと願うものです。