いつものことだが下りは辛い。
この時期にしては風も弱く気温も低くない山頂でした、登っているハイカーが少ないなと思いながら行動食をとり雲一つない富士を見て下山へ。得意ではない下り、ゆっくり降りようと思いながら歩いていると、重そうなザックを背負い登る方が、冬山のトレーニングですか、と声をかけるとそうですと返事があり、重さは30㎏だという、その重さでトレーニングだとテント泊のソロ山行なのでしょうか、いいですねぇ‐、山屋にはよくわかるトレーニングです。最後の紅葉をみてコーヒータイム、これもいつもの通りですが、休む広場に隣接する山小屋は11月30日をもって閉鎖したそうで片付をしていました、私は利用したことはないのですが、残念に思う方も相当いるのではないでしょうか。バス停までひと踏ん張り、これもいつものことだが余韻を楽しむこともなく、待っているバスに乗り電車を乗り継ぎ自宅へ、そしていつもの時間に帰宅、トレーニングとはこんなものか、でも途中の光景はしっかり目に焼き付いています。
重力に逆らわない下りは、心拍数が上がらず楽なのですが、体重がガツンと片足にかかるので、気を付けないと膝を痛めます、私の膝はいつも下りで痛めるのですが、今回も痛めてしまいました、膝に限らず山で使う筋肉は山でした鍛えられない、と言いますが、膝の痛みは別です、長引くと次の山へのトレーニングが何だったのか、と自分ながら疑問を感じることになります、今回もその繰り返しの一つとなりました。