久しぶりに丹沢の表尾根を歩いて来ました、初冬と思えない温かさです。

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ヤビツ峠から汗をかいて初めに着くピークの二ノ塔、ここで富士山が目に飛び込んで皆さん歓声をあげます。

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天気に恵まれ富士山の右手奥に南アルプスも望めました。

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会うのを楽しみにしているブナの巨木、健在でよかったです。

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下り途中の山小屋の休憩場所も混雑です。

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下りの大倉尾根のモミジの紅葉はまだのよう、例年なら色が付き見ごろなのですが、季節が異常ですね。

好きなコースで毎年2回以上は歩いていたのですが、しばらく時間が空いているな、と思い友人を誘い久しぶりに丹沢の表尾根を歩いて来ました。少しは空いているだろうと日曜日に決めたのだが、予想に反して秦野駅のバス停には長蛇の列、土曜日曜関係ないようでギューギューの車内、ヤビツ峠からの登りも列を成しながらの登りとなりました。最初のピークが二ノ塔で富士山がパット目に飛び込むので、歓声を上げ小休憩しながら写真を撮る方が、そして次のピークの三ノ塔で初めの休憩をとります、ぐるりと展望がとれるのですがやはり富士山ですね、この日は雪を付けた南アルプスも望めました。会うのを楽しみにしていたブナの巨木は健在で安心しました、途中痩せ尾根の登山道の崩れている個所が多く見られ、山全体の浸食が進んでいることを目の当たりにします。塔ノ岳はいつもながらの混雑で賑やか、風当たりがなく富士山が見える場所で昼食の大休憩、気温が髙く素手でいられるのは助かりました。下りは大倉尾根で途中のモミジの紅葉を期待していたが、残念ながら紅葉はまだでした、数ヶ所あるのですが色づきは十分でなく暖かった秋と初冬だなと知らされます、最後はお気に入りのビューポイントでコーヒータイム、同行者が湯を沸かし熱々をいただき、ほぼこれで今日の道程は終了となります、振り返っていつ歩いてもいいコースだなと満足します、いつも単独ですが今回は3人だったので会話をしながらの登山もいいなと改めて感じました。

例年なら塔ノ岳山頂での大休憩は寒くて手袋をしていないと食事もとれない気温ですが、今回は素手で過ごし食事も楽でした。気象庁は今年の9月から11月の平均気温が1.97度高かったと発表しました、3年連続で前年を上回ったそうで、夏から秋初冬にかけ本当に暑かっことを裏付けました、地球が沸騰していると表現もありましたが、本当に異常気象です、これらがノーマルにならないためにも温暖化を止めないといけないです、四季のある美しい日本の風景を護りたいですね。