話題として〝ミニマルライフ〟や〝スモールハウス〟が取りざたされるが、スモールハウスの別呼称のタイニーハウスを見てきました。
外観は木造戸建風、大きさは7.26m×2.46m(約17.85㎡ 5.4坪)。
大きな開口、全てのサッシはアルミ製で複層ガラスが入っています。開口位置は変更可。
収容はロフトを使い4名のベッドを設定しています。
設備はシャワーのユニット、トイレ、洗面、そしてIHのコンロ付きのキッチン、ミニマルライフや別荘、仲間との遊びには十分と思える内容です。
熊さんが展示場をガードしています。クラフトマンの腕は凄いですね。
別荘や二地域居住などの用途として、以前からスモールハウスを利用している方はいました、その典型的なものはトレーラーハウスで、調査で行く別荘地やその周辺で目にすることもあります、原形は外国のものでしたが、今では純国産のものが多く東日本大震災後に、これを並べてホテルとして提供されたことで、テレビで見た方も多いのではないでしょうか。今回見たタイニーハウスもトレーラー式で、そう広くない土地でも設置して利用ができます、特徴は大工さんが作っていること、他のトレーラーハウスは金属加工や自動車改造の方が作っていることが多いと思われるのですが、これは一見して建物として作られていることが分かり、仕上げや納まりも美しく大工さんの手仕事がよく分かります。トレーラーの架台を外して基礎の上に置くこともできますが、その場合は世界一厳しい建築基準法が適用されます。大きな建物で初期費用が掛かる、メンテナンス費用、ランニングコストも抑えたい、などを考えている方は一考に値するのではないでしょうか。
アメリカや北欧ではミニマルライフを実践している方が増えていて、日本でも少しづつですが広がりつつあるようです、この生活スタイルに合うものとしてタイニーハウスがあり、探すと多種多様なものがあります、固定して使う、共同で数ヶ所の用地を確保し、移動して使うなど、これからの時代に合った使い方の試行が始まっていますので、小生も勉強したいと思います。