移動している時に目に付いたものから、初夏の光景を数点記載しました。

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緑が濃くなってきた森の中でひと際目立つ白い花の木、ズミの仲間でしょうか。

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大きな蕾はタイサンボクです、周りでは花を開いているものもあるが、蕾が目にとまりました。

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河川敷の藪にある野生化した枇杷、小ぶりの実を一杯付けています。

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山麓は5月の下旬で緑一色ですが、この日の富士山は白く化粧をしています。ポスターなどで緑の茶畑の向うに上部を白く塗ったような富士山がありますが、この富士もきれいです。

いい天気が続きます、その空の下は二十四節季の小満に当たり、全てのものがしだいに伸びて天地に満ち始める時だそうで、野に出てみるとすっかり景色が変わっています。花が先に咲き始める春とは違い葉が出てから花が咲く木々が目に付きます、ズミの仲間の白い花がふんわりと固まって見え、大輪の花を付けるタイサンボク、蕾も大変大きいです、また初夏の果物の枇杷の実が濃い黄色の実を付け食べごろに見えます。山麓はすっかり濃い緑色に覆われましたが、前夜の小雨は山の上部では雪だったようで白く化粧した富士山を見ることに、これも初夏ならではの風景です。来月になると南の方から梅雨入りが始まり、湿った日が続くことになります、初夏の光景をもう少し味わえるよう好天が続くことを期待します。