本格的な寒さが来る前にと、富士山に登ってきました。
出発地は富士宮ルートの2400m地点、このルートは最短ですが意外と急登になります。
休憩した山小屋の前、登山道には平ら地がないので小屋の前のひらちが落ち着きます、保証されたような天気の空ですね。
山頂の鳥居、この鳥居を建てるのは富士山から少し離れた町の集落が、代々行うことになっているそうです。
今にも崩れそうに見える剣ヶ峰、ドームが無くなって何年経つだろう。
最高点を表す石柱、しっかり立っていました。
お鉢周りでみた南アルプス方面、毛無山と花鳥山脈、本栖湖、遠く北アルプスも望めました。ほぼ2000mの毛無山が低く見えますね。
先月末に初冠雪があったとニュースでみて、本格的に寒くなる前に登って置こうと富士山に行って来ました。天気図上で等圧線が広く穏やかな予報、少し早起きして駐車場に行くが太陽はすっかり出た後、少し霞んでいるが雲は無く駿河湾、伊豆半島、箱根方面も望めます。富士宮ルートからスタート、風もなく寒くもなく絶好の天気、この時期は一番下以外の山小屋は全てクローズです、水も食料も自身で携行するしかありません。辛いのは9合目から山頂までで白い鳥居をくぐるとふっと楽になります、浅間神社も9月の閉山時でクローズ、シーズン中は大勢の神社前ですがこの時は3人と静かでした。一服し剣ヶ峰への登り、標高差50m足らずと思われる登りだが、これが意外と油断できない登り、剣ヶ峰観測所の前には最高点を示す石柱がしっかり立っています、観測所のコンクリート枡のような中は氷が張っていますし、途中日陰に先日の雪が申し訳なさそうに残りつららも見ました、山頂は朝晩相当冷え込んでいるようです。お鉢周りの途中からは遠く日本アルプス、近場には富士五湖、箱根の山並など、霞んではいるがパノラマの景色が望めました。今回は今まで登った富士登山の中では最高の天気です、風も弱く何と言っても雲が湧かず景色を楽しめたことです、あと何回登れるだろうか、そんな思いで下山に着きました。