友人の山小屋の小屋閉めに一緒に行ったのですが、今シーズン初めての雪景色を見ることになりました。
前日の夕方は小雨だったのですが、朝外を見ると一変していました。
降ったのは薄っすらと白い化粧をする程度で、陽が昇ればすぐに溶けそうですが、周辺は別世界の景観となっています。
留守宅を見守る小さい衛兵も今シーズン初めての化粧に寒そうです。
11月も下旬まで冬季対策の水道の水抜きをしないで済んだのは、やはり暖冬になって来ているからでしょうか、10月中旬から今までに気温が氷点下になったのは何度かあったと思うのですが、数日間連続して下がったことは無かったようです、そのため水が出ないとか給湯器が作動しない、などということはなかったのです。以前は10月の中旬には冬対策をしなければ、水道管の破裂などが起きて水浸しなどに遭うこともあるので、山小屋の使用もそこまででしたが、最近は約1ヶ月利用も延びたことになります、ですから利用日数も増えて助かります。最近の建物には床下に配管類を集約し、その部分に僅かな熱源を入れ零度以下にならない工夫をして、冬季でも水抜き水出しが不要で、いつでも手軽に利用できるようにしたものが多くなってきています、冬の景観を楽しんだり、ウインタースポーツを楽しむには、水抜き水出しは煩わしいですし、手を抜くと思わぬ被害もでるので、この方式の建物が出てきました、建物を見直して冬も手軽に利用できるように改造をするのもいいですね。
気温が下がるのは天気予報で知っていましたが、雪化粧になるとは思っていなかったので、今シーズン初めての雪景色を見て興奮しました、白く輝く遠くの山も美しく、笹の葉についた雪が面白い模様を創り、白一面の路面に足跡を付ける面白さ、白い息を吐きながらの散策に満足しました。スキー場はどうなんだろうと思いを馳せ、昨シーズンの一場面を思い浮かべ、今シーズンの初滑りはいつどこになるのかな、などとぐるぐると巡ります、雪は別世界へ誘ってくれます。