急に暖かくなり四肢を伸ばし柔らかくなった空気の中ポタリングです。
水から陸に上がったヒドリガモ、群れで雑草をついばんでいます、そろそろ渡りの時期ですね。散歩の方も食事を邪魔しない自然な関係です。
川鵜の狩を見て鷺の賢さに驚きました、群れでいるのは遡上始める鮎かボラの幼魚でしょうか、それを集団で狩をする川鵜はおよそ５～６０羽、そしてそばには鵜の群れが。
水辺川面ではこのようにカヌーも活動をしています。
ポタリングで多摩川の下流域に出かけそこでヒドリガモの群れが、水から陸に上がり少し出始めた草をついばんでいる光景を見ました、２～３０羽ぐらいでしょうか警戒をしながらせわしなく餌をついばんでいます、その横を散歩する方も食事を邪魔することなく自然に通り過ぎて行きます、なんとも穏やかないい関係で平和だなと感じる時でした。川面が騒々しいので暫く見ていると、川鵜の集団が一斉に水に潜り狩を繰り返しています、その狩場の岸辺には５～６羽の鷺が付いています、鵜に追われているのは遡上を始める稚鮎やボラの幼魚でしょうか、５～６０羽の鵜が一斉に潜ると逃げる小魚が岸辺にも行くようで、そこで待ち構えていたダイサギやアオサギに捕食されるのです、鷺は追い込み漁で魚が入って来る場所で待ち構えているように見え、鵜に頼った賢い狩だなと感心させられます、鵜は小魚の群れを追い移動すると鷺もそれに合わせて移動を３００ｍほどの間で繰り返した後、また静かな川面に戻りました、干潮時で川の水位が低く岸辺の浅瀬が出ている日中、条件が合えばまた見られるなと思いながら、今日もいい自然観察ができたと満足、身近なところでも自然のダイナミックな営みを見れるんですね、さあ自然観察に出かけましょう。
