行き帰りの道中に少し寄り道をして桃の花を見てきました。

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斜面地の桃畑に今が盛りとばかりに花が咲いています。

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山梨の笛吹市では、桜の花と桃の花が一緒に咲き出し、奥に見えるのが桜の花です。

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品質の良い桃の実を作るには余分な花をすぐに取り除き、木の栄養が花に行かないようにすることだそうで、摘花作業をしています。

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確かに摘花を終えた木の花は少なくなっています、また実がなりだすと今度は良さそうな実を残す摘果の作業が待っています。

中央道の笹子トンネルを抜け笛吹市方面に下って行くと、畑がピンク色に覆われていて、思わず目を向けるようになります。桃畑の花が咲いて春の景色が広がっていて、帰りに回ってみようと思い、夕方になったが寄り道をしました。近づくと桜の花も満開で、桃も桜も見ごろで2種の花見を楽しむことができます、公園では地元の方がも花見を楽しんでいました。気温が上がり春霞が掛かり、残雪の南アルプスを望めなかったことが少し残念ですが、でもいい花見ができました。

夕方でも作業を続けなければならないのは、花に栄養を取られないように、余分な花を摘む摘花をしなければならないこと、一つ一つの枝にびっしりとついている花を取るのですから大変手間の掛かる作業です、農家の方も大変です、この後実がなりだすと今度は摘果作業です、同じように脚立に乗り枝先までの実を点検して、取り除き最適の数だけがなるようにするそうで、そのあとは残した実に虫がつかないように袋掛け、これも同じような作業ですから、仕事とは言え大変なのは想像に難くないことです、そうして美味しい桃を私たちはいただくことになるんですね。作業気を付けて下さい。