梅雨寒で本当に寒かった東京でしたが、高原もそれなりに気温が下がってました、そんな中で見たもの。

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晴れていれば春ゼミの鳴き声がうるさく感じる時期ですが、ガスが漂い気温が低いためか、静かな森の中で目立ったのはレンゲツツジの花でした。

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湿気を含んだ重い空気の静寂の中に佇む別荘。

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フジ蔓で覆われている森の一角、あちこちの枝に絡みつき咲いている紫色の花は、野性味を感じます。

雨の中央道を走り笹子トンネルをでると降ってなく道路も乾いていました、正面の南アルプスは重い雲の中で、中腹はガスが浮かんで緑を一層ひきたてています、その風景の中を高原へ向かいます。東京も寒かったが更に気温が低く、生き物はじっとして寒さに耐えているのか森は静か、今は春ゼミがうるさいほどに鳴き出す時なのですが、まったく聞こえません、時々聞こえるのはカケスの大きな声とケラが木を打つ音だけ、そんなガスが漂う森で多く目についたのはレンゲツツジの花で、光のない中で独特の色が一段と映えて見事でした。