八方尾根スキー場に行ったときに見た後立山連峰です。

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午後になり回復してきた天気によりガスが踊りだしました、遠見尾根に掛かるガスも柔らかいですね。

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西側から射す陽に浮かぶ白馬三山、右端から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。

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ジャンプ台の向うに薄く紅色に染まった朝の五竜岳、全体が春の空気を感じる朝でした。

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伝統のあるスラローム大会が行われるリーゼンゲレンデのスタート辺りから下部を望む、今年は天候に恵まれなかったようで、スタート地点はかなり下がったと聞いています。

ほかにはない惹きつけるものがある八方尾根スキー場、オリンピックのコースで使われたこともあるように、傾斜のある長いコース、そしてヨーロッパアルプスを彷彿とさせる山岳景観、やはり年に一度は行ってみたいスキー場です。海外からのお客様も多く人気の高いことが伺えます、天気の良い日には山岳景観を見るためにスキーをしない方も、ゴンドラとリフトを乗り継ぎ八方池山荘(約1830m)までやってきて、後立山連峰の山並みを見ています。雪が付いた気高い美しさは、この山懐に入るとまた違った迫力で迫るように見えるので、寒い思いをしても来る価値があります、また標高差凡そ1200mの長いコースも魅力で、飽きないスキー場の一つではないでしょうか、5月の連休まで滑れるので、機会があればもう一度行きたいものです。

平日のゲレンデやレストハウスで会うのは、海外からのお客さんと年配者の方が多いですね、颯爽と滑るシニアが多いことに驚きます、リフトで一緒になった方は72才で多い年は年間150日滑ったといい、今年はまだ80日位と言ってました、賃貸アパートを借りる方、別荘所有者、キャンピングカーなどを利用して、100日以上滑る方がいっぱいいますと言ってました、80才超えの方もいるそうでそして皆さん上手なんです、オフシーズンもスキーのためにと何か運動をしてのは間違いないでしょう。サンテラスパノラマ内にあるシーズン券所有者のラウンジ内では、雪焼けしたシニアが嬉々として仲間と談笑をしている様子を見ていると、高度成長期から日本の経済発展に貢献したご褒美を今楽しんでいる、と思えるのです、元気でいつまでも過ごして下さい。