普通に目の保養というと芸術品などを見る時に使われるのが一般的ですが、新緑を見るのも私には目の保養で目薬以上の効果があるようです。

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朝から快晴で本栖湖から南アルプスまでよく見えました、この辺りの芽吹きからの若葉は薄黄緑です。

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富士山の〝裾〟の広がりが雄大で優美に見えます、その大地の樹木や草は新緑に染まっていました。

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杉林と雑木林が混在しているこの辺りには、渡りの鳥たちが来て賑やかに歌声を競っています、雑木の中のツツジがひと際目に着きました。

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陽が出ると暑くなると思い少し早めに家をでたのですが、丸い月が南西方向にまだありました、本当に日の出が早くなりました。

大移動の一人になり、出だしから何か満たされる光景に会い朝霧高原に向かいます、途中の見晴らし台ではまだ雪をいただいた南アルプスの山並みをみながらの朝食、少しひんやりするぐらいが気持ちいいと感じる強い陽射しです、次から次と来る方も同じ写真を撮っています、こんなにクリアに見えるのはこの時期では珍しいですから、連休の周遊客の方はラッキーですね。朝霧高原のいつもの場所で仲間に会いパラグライダーで飛んだのちは、気が置けない仲間と雑談をしてゆったりと時間を過ごします、鳥の声を聞き、若葉の色をみて時々漂う木々の香りに包まれ、いい時間が過ぎていき、またな、と声を掛け日が傾いた中家路につきます、何回となく繰り返された光景だが毎回何か違います、確実に時が刻まれ残り時間の違いが、その思いにさせるのでしょうか。

目に優しい色の若葉、東京ではもう濃い緑色になっている木もありますが、朝霧高原はまだ若葉の新緑でした、この景色を見ながら数時間過ごすのは、私にとっては目薬以上に効果があるように思えます、パソコンも見ない小さい字の紙も見ない、このことの影響もあるのでしょうが、自然環境の力と信じています。