行き帰りでまた寄り道をして桜を見てきました、気になっていた神代桜です。
樹齢1800~2000年と言われる神大桜の枝間から鳳凰三山が望めます。
桜の名所で多くの桜の木がありその間に水仙の畑があり、二つの花が楽しめます。
この日は黄砂の飛来が多く空が霞んでいて、山の輪郭がはっきりとしませんが、夕暮れに浮かぶ鳳凰三山が美しいです。
前の夜の雨で洗い流されチリがない内は見事な山の景色でしたが、昼過ぎになると黄砂のため霞んで見えました。
神代桜の看板を見てはどのような桜なのかな、と気なっていたがまだ見ていなかったので、国道沿いの桜が丁度見ごろなこともあり、それではと寄り道をすることに、お寺さんの境内に数十本の桜があり桜の名所になっているようで、夕方に近い時間だったのですが大勢が観賞しに来ていました。樹齢1800~2000年で根元の幹回りは11m、日本の三大桜の一つなのだそうです、数ある桜の木々の奥にこの木かと思うような威厳があり、歴史を見てきて疲れ果てたようにも見える老木、延ばしては折れたり枯れたりした枝の中で僅かに残った枝は、添え木で支えられ生かされているように感じます、ただこの木からの子供たちはあちこちにあるそうですから、今なお活躍しているようです。夕方で陽が沈みかけの南アルプスの鳳凰三山が老木の枝の間から望めました、黄砂の飛来で輪郭もはっきりしない山並みでしたが、山頂部に雪を頂いた山と桜の景色は美しかったですね。境内の中に水仙畑があり白や黄色の花が見事で、水仙の花、桜の花、南アルプスの山並み、そして夕焼けが作る景色は三大桜を一層盛り上げていました。