例年なら今頃が紅葉の見ごろなので大山にもみじ狩りを兼ねて登ってきました。
杉林の中で黄色がひと際目立つ紅葉、この色の下を歩く登山者です。
登山道脇で赤い実を付けているのは〝マユミ〟です、山の木々が葉を落とすと小鳥たちがここに集まることでしょうね。
丹沢山系の主稜線、富士山は雲が張って見えませんでした、紅葉も進んでいます。10時半の山頂の気温は0度でした。
帰りルートで回った大山寺のもみじも遅れていて全国的な現象ですね、そしていい色が出ていないように感じます。
紅葉と山歩きを楽しみにして大山に行きましたが、天気も良かったので平日でしたが多くの方歩いていました。途中女性が追い抜きながら話かけたようで、年齢を聞かれたおじさんは83歳と言っています、お元気ですねと声をかけ少し話をしている中は、丹沢山系の山を随分登っていたが今はアプローチの短い大山に通っている内容です、ゆっくりですが歩みはしっかりしていました。その会話を聞いて10年以上前に甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根で出会ったおじさんを思いだし、あの方はどうしているだろうなと当時を思い浮かべます、単独で大きめのザックを担いでいたのでテント泊ですか、と声をかけるとこの尾根をテントを担いで登れなくなったら山を止めるとのこと、失礼ながら年齢を尋ねると82歳だよと言ったので驚きました。体力測定も兼ねている大山登山なので同じルートの登下山になるのですが、バス停から山頂までずーっと登りだけで標高差900m超の時間も年々遅くなってきました、今回は気温も低かったこともあるのか、前回より10分短縮でき少し嬉しかったですね。ミスター富士山の実川さんなど道々これまでに会った方々を思いだし、小生はいつまでできるかななどと思うのでした。天気に恵まれ今回もいい山歩きが出来ました。