冬型の気圧配置が続き、日本海側は大雪で太平洋側は晴天続き、長野県中部の富士見パノラマスキー場は太平洋側の天気に倣うので雪は降ってないようです。

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天然雪の降雪が少ないエリアですが、この時期で特に少なく造雪が日中でも行われています。

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コースは造雪により一部を除いて例年通り滑ることができ、学校行事のスキースクールがにぎやかです。

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雪山ハイクを楽しみに来たのでしょうが、少ない雪にガッカリしているのでは。入笠山へ向かうハイカー、スノーシュー携行ですが出番はあるかな。

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スキー場上部の森でも天然雪は20cm位でしょうか、例年よりかなりかなり少ないです。

昨年末までは暖冬で造雪もままならない富士見パノラマスキー場がオープンしたのは暮れになってから、白馬エリアもオープンが20日以上遅れて12月下旬でした、年が明け一転し冬型の気圧配置が続き日本海側では雪の毎日、太平洋側は晴天が続き東京の降水量は今月はまだ0.5mmと乾燥した日が続いています。仕事帰りに覗いた富士見パノラマスキー場は、日中でも造雪機械をゲレンデのあちこちに配置し人口雪を降らしていました、天然雪が少ないエリアですがこうも少ないと、ゲレンデ維持には溶ける分を補給し、そして3月下旬まで営業を続けるには、それなりの積雪量を確保していなければならないので、気温が低い今の時期は昼間でも造れるので大助かりだと思います、夜中より作業も楽ですからね。晴れるのはいいのですがカラカラの空気が続くと、お湿りも欲しいなと思います、昨年の長期予報では暖冬の予報でしたので、南岸低気圧の発生ができやすいので東京でも雪が降るかな、と予測していたのですが今のところはその傾向はないようです、インフルエンザの流行もあり本当にお湿りが欲しいところです。富士見パノラマスキー場からアクセスできる入笠山の雪上ハイクも少ない雪では楽しさ半減でしょう、また八ヶ岳をみると本当に雪が少ないので、登山道からの雪景色も物足りないことでしょうし、遠くから見ても冬山の迫力に欠けるようです、たまには雪が降って一層の冬景色をつくり、スキーヤーもハイカーもそして景色を楽しみに来る旅行者に、信州の美しさを見てもらいたいものです。

雨が降らないことで静岡県の安部川では、河口から数キロが干上がり川底が出ていると言ってました、問題は今河口付近にいる鮎の稚魚がこれから遡上できるか、ということらしいです、南アルプスの雪も少ないでしょうし、雨もないとすると川の流れがつながらず上流へ遡上はいつになるのか、漁師さんや太公望は気になることでしょう、例年と違う天気になると色んなところに違った現象ができるんですね。