にぎわいが出ているスキー場、その立役者は海外からのお客様、リピートするには・・・、本気で考えなければ。

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東京から車で八方へ向かうルートは、中央自動車道から長野自動車へ、そして豊科インターで下りて向うのが一般ルートと思われます、途中常念岳を望みながら走ります、これから先は天気が良ければ左手にアルプスの山並みの景観と並走することになります。

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海外からのお客様は、成田から直行で来ると長野市から小川村を通り、白馬村へさしかかると前方に後立山連峰の雄姿が突然現れ感動することと思います。さらにスキー場からは、信州の雪景色の山を望み、外国に来たな、という印象付けをされるのではないでしょうか。日本の雪山は、外国の山にはない独特な景観を創りますので。

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八方尾根は、長野オリンピックのスキー会場で、男子・女子の滑降レースが開催されました、その男子滑降のゴール地点の近くに、コンドミニアムが建設され、これからの白馬を見る思いになります。

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立地はリフト乗り場の前でスキーフリークに嬉しい場所です、そして至近に外国からのお客様のスキー学校があり、キッズ専用のスクールも完備され、今は子供達を預けて自由に楽しむこともできます。

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スキー場上部からは白馬三山や五竜岳・鹿島槍ヶ岳の山岳景観も楽しめます、この景観は雪のないアジアの方には強烈な印象を与えることでしょう、私達でさえ感嘆の声を上げますから。

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そんな白馬にコンドミニアムができたのです、ニセコのコンドミニアムは話題に出ますが、白馬ではこれがスタートなり、ニセコと同じことが起こるのでしょうか。

正月過ぎまで雪不足と言われていたスキー場も、中旬からの寒波で一気に積雪が増し、ブッシュなど気にせずどのコースも楽しめるようになり、スキー場は大にぎわいです、そのにぎわいの立役者は海外からのお客様です。スキー人口が最盛期の60%位まで落ち込み、スキー場の経営が立ち行かないところも出るほどに、20年位前からでしょうか、ニセコに海外からのお客さんが来てスキーを楽しむようになったのは、それからの訪日スキーヤーは一気に増えだし、今では主だったスキー場には必ずといっていいほどに多くの外国人スキーヤーいます。白馬村でも毎年増加しているようで、訪日者の比率が高くなる平日などは海外に居るような思いになります、その方々の宿泊施設は従来型の旅館・ペンション・ホテルなど様々で料金も色々です。そんな中新設のコンドミニアムはおおよそ50坪の広さがあり、最大8人位の収容が可能のようです、多人数で利用するのであれば利用料金も大きな負担にはならず、バカンスの長期滞在にはいいのではないか、そう考えます。自分達の1週間や10日間の長い時間を、誰に気兼ねせず自由に使え、天気や空模様を見ながらスキーを楽しむ、バカンスはこうありたいものです、このようなニーズに応える第一号がだできたことは、これからの訪日客の層が厚くなると考えられますが、さてこの先はどうなって行くことでしょうか、リゾートに携わるものとして定点観測をしながら、様子を観て行きたいと思います。

大町を過ぎて北へ進むと国道148号線沿いにスキー場が次々と現れます、白馬村に入ると特に道路近くにあります、正にスキー街道と言っていいぐらいです。このスキー場が雪質やコース、そして景観と相まって大きな魅力を生んでいます、この訪日スキーヤ―が認める資源をどう活用するのか、村レベルではなく県や国と一緒になって考えるようにしないと活かせないのではないでしょうか。大勢が集まると問題も起きるでしょう、防犯などは村の駐在所レベルでは対応できないのでは、そう考えると大きい行政と一緒になって行うことも必要でしょう、全てをウエルカムという寛容の態度でいることもあるが、ここは日本ですよ、日本のルールがあるのです、と強い態度でいることも重要ではないでしょうか、私はたまにしか行かないがこの辺が足りないように感じます。訪日客の厚みで上の方の層を増やす宿泊施設が増えて行くことは、ある意味でマナーのレベルアップにもなるのでないか、そう考えるともう少し促進する行政のサポートや規制緩和も要るようになるでしょう、国際観光村になりつつある村に期待します。