桜の花に目が行きがちですが、他の木々も競いだしています。近くの公園で見た春光景です。
この時期は天気がよければ花のそばへと集うことに、この日も花見に最適な気候でした。
楡木の仲間の枝先には小さな芽吹き、少し萌黄色に染まっています、その先にはこぶしの花が咲いています。
初めて見る花〝みつまたあかばな〟と枝に名前がさがっています、和紙の原料のみつまたの木でしょうが、花びらの先だけ赤く染まっていて、エキゾチックですね。
モミジの葉はもう形を作っています。
寒い日があったりで花見の期間は暫く続くようで、お酒の席の数が増えそうな春です、目を他に向けると春の別の光景を見ることができます。色鮮やかな緑の葉に山吹色が一際目立っていたり、落葉樹の木々の小枝の先では小さな芽吹き、もみじは葉の形がしっかりと形成され萌黄色に、そしてみつまたの木には、エキゾチックな小さな花が、木々は春の陽気で一気に活動を始めたようです。
４月は年度始まりで、新年を迎えた行事や人々に会います、典型的なのは初々しいスーツ姿の新入社員、そして入学式に向かうピカピカの１年生、新年度の始まりだなぁー・・・と、仕事の積み重ねもスタート、数字に追われる日も始まりです、その緊張感や意気込みがこのところ希薄になってきているな、と思いあの時のエネルギーは何処へと気持ちだけが追っています。
