夜中に激しい豪雨がありこのまま降り続いたららどうなるんだろう、少し恐怖を感じる雨脚があったので何時も親しんでいる多摩川も相当水量があるだろうと思い出掛けてみました。
中流域になるのだろうか、ここニヶ領上河原堰は普段より水量は多く水も濁っています、普段なら多くの鵜や鷺の仲間が水が落ち込んだ先の水溜りで獲物を狙うため水に入っているのですが、この日は離れた中洲で待機中です。でも予想より少ない水でよかったです。
流れが速いことと濁っているので狩ができないのでしょうか、諦めを決め込んで中洲で仲間同士暇つぶしをしているのでしょうか。
曇り空で陽が時々射す程度の天気の下を走っていると、甘い香りが急に感じられ何の匂いかと、道端を見ると白い花の一群があります、これかと思い自転車を降りて匂いを嗅ぐと甘い良い匂い香りが漂っています。
路傍の野草ですが一つ一つの花は可憐で、その集まりが自転車を止めるほどの甘い匂いを放っているのか、と感心します。夏とは違い花の種類が少なくなってくるこの時期なので、背の高い雑草の中に逞しく生きるこの白い花の一群は特に目に付きます。ぼちぼち彼岸花も出始めましたが、土手一面に出るところもあるので自転車乗りと併せて季節の移ろいを楽しみたいものです。