山からの吹き下ろしの風が強い日でした、山里は日が射しているもの静かな佇まいです。

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屋敷の隅の柿はいい色になっていて食べごろかな、その奥にトラクターがそして流れる雲が、牛舎で牛の声も・・・。

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防風林の松の林の中に社が見えます、土地の守り神でしょうか、もみじと松の緑のコントラスト、鎮守様の秋の光景ですね。

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広い区画の畑が緑になっているが何だろう麦だろうか、山は風が相当強いようで雲が渦巻いているようにみえます、もしかすると雪が舞っているのかも知れません。寒々とした光景でした、山里はもう冬に入っているようです。

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それでもまだ紅葉を楽しむことができる雑木林もあり、光を透かして見る紅葉はきれいです、でも風であっという間に葉が落とされてしまうんでしょう。

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目に着いたのは〝十割そば〟の文字、小じんまりした店で御夫婦で営業をしているようです、福島産と北海道産がありどちらかを選ぶようで、福島産をいただきましたが、期待に違わず美味しくいただきました。

まだ紅葉が少し残っているが山里は晩秋と言うより初冬のようでした、山の峯には強い風で雲が掛かり、そこからの吹き下ろしの風が強く冷たかったです、落ち葉が舞い木々が大きく揺さぶられています、その中に社があり地域の人々を見守っている、晩秋か初冬の少し寒々とした光景の山里でした。でも一部の雑木林の日射しを受けた紅葉は少しほっとさせてくれます、風は強いのですが懸命に枝にしがみついて私たちを喜ばせてくれています、でももうすぐ落ちて雪に覆われることになるのでしょう。

この地域では蕎麦の栽培は少ないようで、立ち寄ったお店では他県の蕎麦で提供していました、冷たい水で洗いしめた十割の新蕎麦は本当に美味しかったです。半纏姿の中に見える御主人の姿形の良い腕は〝いい腕前〟のようです、また行きたい一軒です。