山中湖の調査に朝出かけた途中での富士山の眺めは、天気が良く気温が高いこともあり、裾は霞んでいて頂もハッキリと輪郭は出ていません、それでも山頂近くの残雪は見え、雪を付けたこの時期の富士の山も格調が高いです。

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やさしい新緑の色に囲まれた富士山への道から望む富士。

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新緑の中でフジの花の薄紫色が一際目立っています。

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山中湖の調査途中で見る富士、見る位置が少し変わっただけで、雪の付き方が違う光景になります。

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朝霧高原に回った時は昼近くになり、富士の上部は雲が掛かり秀麗な姿を見ることはできませんでした、麓では干し草ように牧草をトラクターで刈る作業が行われています。

遊びや仕事で何百回と富士を望む山麓を回っているのですが、季節ごとに富士の姿も変わります、その山麓の作業などを見るのも楽しみの一つです。今回は草刈りの作業を見ることで、これは牧草の一番草なんだろうとか、草が乾く数日間向うまでの天気はどうだろうか、などと色々なことを勝手に思い巡らすことも楽しいです。そして長期予報では今年の夏は暑くなると言っていたが、冷涼な気候を好む牛たちにはどうだろうか、と少し気を回したりもします、牛乳の一大生産地の熊本の阿蘇が地震の被害に遭い、生産が激減する様子なので、朝霧の牛たちには大いに活躍していただきたいので、美味しい草をたっぷり食べ、高原らしい涼しい気候の下で、私たちに牛乳を届けてもらいたい、そう願うところです。