暖かい日が続いていたがここにきてこの時期らしい気候になってきました、ひっそりした別荘地の中で冬支度した様子が見られます。

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軒の下に積まれた薪、これだけの量にするには大変な労力だったのではないでしょうか。

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北アルプスには雪が付いていましたが、八ヶ岳はまだ根雪は降っていなかったようです。

遠くに見えるアルプスの山肌に雪が付き冬の景色になってきました、蓼科でも霜が降りるような冷え込みになって、本格的な寒さがやっとやってきたようです、今年は暖かいと感じていたのですが11月も下旬になると、寒さが違ってきました。冬利用の別荘での楽しみに暖炉の火を見て温まることがあります、薪が燃える匂いと部屋に漂う少しの煙、そして時々〝パチッ〟と薪がはぜる音、都市生活者の非日常的なことで山小屋のように思え野生本能を刺激されます、オレンジ色の直火を見ながらきつい酒をチビチビやるのもいいですし、ぼうっと火を眺めるだけでも何か充足感を覚えるもので、いい時間を過ごすことができます。その薪を一杯確保している別荘を見られるのはこの時期です、量からするとずいぶん斧を振り下ろしたのでは、と思うほど山のように積んでいる家もあります、夏あたりから時間をみつけては薪割をして積んできたのでしょう、あるいは気温が下がりだしてあわてて購入したのでしょうか、暖炉を楽しむには労力が掛かるか薪代が掛かるがそれを上回る楽しみがあるのは事実です、薪の無くなるのも意外と速いのも皆さんは知っているようです、そして白い世界になることを待ち望んでいることでしょうね。