大山にも熊

町に近い里山とも思える大山にも熊がでます、この報せは初めて。

丹沢に熊がいることは話で聞いていますが、街に近い大山で目撃されるとは思いもしませんでした。

この冬枯れの森を冬眠前の餌を求めて活動しているのでしょうか。

下社までの途中にドングリがまとまって落ちているのを見ました、ミズナラやコナラの落葉樹が多いので、これらを求めて歩き回っているのでしょう。

おそらく花が枯れドライフラワー状になっているものでしょうが、冬枯れの景色の中で目につきました。

駅前のバス停に熊出没によりコースの立ち入り規制の表示があり、大山に熊が出るのかと驚きました、下社からの登山口にも規制の告知があり、では今から通る道はどうなんだと心配します。今までは登山者が熊鈴を鳴らしながら歩いているのを、こんなに人が歩いているから出ないよ、鈴音がうるさいからしまってくれなどと心で叫んでいましたが、今回はお世話になりますという思いです。規制されている側にはトラロープが張られ立ち入り禁止の看板、事故が起きる前の予防です、全国で被害が多数出ているので従うことにします。冬眠に入らない熊が出そうなので春の芽吹きまでは用心するに越したことはなさそうです。

今回も大勢の登山者が入山していました、外国の方もいて大山の人気は上がっているようです、それによってか気になるのは登山道が拡がってきていること、正規の道を外れて歩くので周りの草木に負荷をかけることになります、そして道も荒れてきていることです、ショートカットで作られた道にロープが張られているところがあり、登山道を管理している方がいることをみて、もっと表示や規制を設けてもいいのではと感じます、歩いたところは大雨が降ると水道にもなるので整備された道を歩くように心がけましょう。