蓼科の帰りに渓谷が美しい尾白川に立ち寄りしました、水は冷たかったです。

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花崗岩の白い砂底の尾白川の水は青く色が付いているように見えます、正に水色です。残念ながらこの時は曇っていて色は薄く見えました。

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水しぶきが涼しげな様子を見せます、ここは夏休みになると子供達で賑やかになります、かなり冷たいですよ。

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甲斐駒ヶ岳登山道入り口の〝駒ケ岳神社〟、趣があります、修験者は安全祈願をして山に入られたんでしょうね、今の登山者も同じです。

南アルプス北部の甲斐駒ヶ岳一帯は花崗岩の山で、裾を流れる尾白川は花崗岩の岩と砂の渓流となっています、白い砂底のため水の色は青く色が付いたように見えます、水色になっているのです、光線の影響と深さで濃淡がでて、水音と共に渓流美を作っています。飲料水メーカーが南アルプスの天然水として使っているのもこの辺りの地下水でしょう。

甲斐駒ヶ岳の登山道の一つの黒戸尾根コースの始まりは尾白川の傍にある〝駒ケ岳神社〟です、趣のある神社で登山者はここで安全を祈念し、尾白川にかかる吊り橋を渡り対岸の登山道へと進みます、神社にお参りし吊り橋を渡り山へ分け入る、修験者も通った古き時間を共有する思いで、気を引き締めて急登の開始です、尾根は標高差約2000mを登るので、登りごたえのあるコースですし、山頂からのパノラマの展望も素晴らしいです。