多摩川の二ヶ領上河原堰で魚の調査をしているティームがいたので覗いてみました。
魚道の溜まりに魚は入っていませんでした、鮎はどうしたのかな、代りに誰が捨てたか空き缶が入っていました。
捕獲ネットに僅かに入った魚を測定する調査員、魚種ごとの体長、重さを調べていました。
いつもの時期なら魚を狙う鷺や鵜がたくさん堰の下にいるのだが、この日は全く見かけませんでした。
河原にはハルシャギクの群生しているところが、外来種ですが群生すると見応えがあります。
この時期晴れると蒸し暑いのですが、この日は寒気の流れ込みによるのか爽やかな日、自転車乗りに行って見かけたのが環境省の魚の調査でした。二ヶ領上河原堰は両岸の土手一杯掛かる堰で上流側はダム湖のような水面が広がります、川幅一杯の堰なので左岸には立派な魚道が設けられ、時期になると鮎の遡上が見られるのですが、今回はその姿はなく良からぬ人が投げ捨てたと思われる空き缶が入っているだけ、ここで魚の調査を行っている人他達がいたので様子を覗いて見ました。魚道の最上部の先に網を流し捕まえた十匹に満たない数の魚、オイカワや鮎などの数と大きさを記録しています、鮎が少ないんですねと声をかけると、話の内容から数に周期があるようです、数年前にこの魚道で稚鮎が真っ黒になるほど各溜まりにいたのを見ているだけに、そうなのかと少し納得も、それでも少なすぎるのでは、堰の下には魚を狙う鷺や鵜が多くいるのだが、この日は全く見かけませんでした、下流で釣りをしている方も魚が少なくなっているようだと言います、そしてやはり鵜の数も少ないようです、一昨年の台風による大増水によって川に何か変化があったのだろうか、と素人考えをしたりもします。環境省のこのような調査で何か発表して欲しいものです。