小型デジカメで山を撮っていますが、白幡史郎さんの写真のようにはいきません、それでも時時で表情が違う山を撮り楽しんでいます。

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朝の9時ごろで空気が澄んでいる中、野辺山で見た陽を受けた八ヶ岳、右端の白い雪の所は人工降雪機で作ったスキー場、今年はまだ天然の雪が積もっていないようです。

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午後八ヶ岳を西側の蓼科から見た八ヶ岳、同じ赤岳と横岳ですが違う山容に見えます。

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八ヶ岳山麓の森はすっかり冬枯れで、葉を落とした木々もそれはそれで美しいものです。

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遠目の効いた午前中は遠く北アルプスの山並みも望めました、雪の量が八ヶ岳と違いますね。

仕事で行ったときに見た八ヶ岳八ヶ岳の山並み、山梨県の野辺山から見たのは9時ごろ、陽を受けてくっきりと望めました、反対側の長野県蓼科で見たのは午後2時ごろで、気温が上がり少し霞んですっきりとは見えなかったです、東側と西側から見たのですが、西側の蓼科側からの山肌は荒々しく見えますね、降雪が少ないようでまだ秋の山の色に見えるのだが、直に白い鎧をまとった美しいが寄付き難い姿になることでしょう。降雪が無く気温も暖かいので八ヶ岳周辺のスキー場は準備が大変のようで、この日も午前のまだ気温が低い時間帯は人工降雪機で盛んに雪を撒いていました、クリスマス迄には滑れるようにしたいでしょうね。

山岳写真家の白幡史郎さんが亡くなられて、写真展を開催しているニュースを見ました、山を始めたころから白幡写真を〝山と渓谷〟の雑誌で見て、美しい中に迫力があるなという印象が強かったです、冬のアルプスを撮るのは山に入りその時が来るまでじっと待つのは、相当な精神力がなければできないのは、山をやった方々は分かると思います、風雪で1日停滞するだけでも時間の長さと不安に耐えられないのに、数日も待つことがあってやっとシャッターチャンスが来る、そのために重い機材と山道具、食料を担ぎ上げるその精神は目標が決まっているからできるのでしょう、素晴らしい写真を見せていただきました。