台風が来る前の暑い日、調査の帰りにサンビーチを覗いて来ました。
海側から見ると高層建物がどこか異国情緒を感じさせるビーチです。
ビーチの北側方向、いい感じ。
ビーチの南側方向、熱海城が東洋であることを現しています。
ポンツーンにはクルーザーが係留、ここのマリーナは大きめの船が多いですね。
この日は〝アロハフェスティバル〟のイベントがマリーナ前で開催、フラのコンテストが行われていました。
老舗のリゾート地熱海、入込数は減少していたがまた増えてきているようです、新しくなった駅周辺は何時でも観光客で混雑、その中には外国の方も多くみられます、旅館の人気やお土産屋さんが連なる小路は東洋的でいいですからね。リゾートマンション開発も昭和40年から始まり、供給が少なくなった今でも新築マンションが売り出され、相当数の棟と戸数があります、小生もその内の数棟の開発に携わり、数えきれないほど熱海に通いました、供給が落ち着いた今は中古市場が活発で、相当数の取引があります、温泉・海・伊豆箱根の起点、そして新幹線など東京に近いことが、今のリゾートニーズに合っているのでにぎわいが戻ってきているのでしょう。ビーチはあったのですが国道の整備に合わせ今のようなビーチになったのは昭和61年だそうです、人工的に作られた400mのビーチ、それに隣接するマリーナ、その二つをつなぐ遊歩道などが海辺リゾートの魅力と演出に大いに関わっていると思います、係留されているクルーザーなどを見るだけでも、遠い異国を連想させます。ビーチ前の防波堤により波静かな白いビーチと、南側に子供向けのビーチも作ってあり大人から子供まで楽しめるのはいいです、のんびり歩いてみると良さがよく分かりました、来年は見るだけでなく実際に水に入ってみたいと思います。
宿泊施設が最盛期の約半分になり、数多くあった寮保養所は約3分の1まで減少、団体客の激減などもあり、観光業が落ち込んだこともあるのでしょう、そして人口も少なくなったそうで市は財政赤字だそうです、何とかアイデアをだし健全な行政運営になり、大勢の観光客に喜んでもらえる街にどんどん進化して欲しいものです。