訪問先の途中にあった「谷保天満宮」にお参りしました。

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国道沿いにある鳥居から参道を下り、階段をおりると右手に鳥居が、その先に立派な社殿があります。

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この辺りは河岸段丘の淵に当たり、地下水の出口にもなり、湧水が出ており社殿裏手の弁天様は湧水の池の中にあります。

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天満宮には梅がつきもの、この境内の中にも約350本の梅の木があり、2分咲ぐらいでしょうか。

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学問の神様、境内の焼き芋屋さんで見たものです、天満宮らしくていいですね。

豆まきが過ぎ暦の上では春ですが、強い寒気が入ったり春の天気になったり、少し荒っぽい気象の今冬です。先日訪問の途中にあった〝谷保天満宮〟をお参りしました、ここは初めての参拝となりますが、地勢上での興味あることを知りました。まず初めにおやっと気づいたのは、社殿より高い国道側に鳥居があり、参道が下っていることです、降りた場所は平地で反対側にも大きな鳥居があり、北と南からの参道があるのです。この理由は当初は南側の低い方に甲州街道があり、そこから参道になっていたとのこと、では北の国道側の鳥居は何故、それは多摩川が流域を替えることがしばしばで、街道が通れないこともあり、高い方の北側に街道を移したことによるものだそうです、それで今は両側から境内に入ることができます。神社林も今は国道などで小さくなっていますが、元は北側には広い森〝鎮守の森〟があったことでしょう。社殿は歴史もある大きな立派なものです、社殿裏手の池は湧水で満たされ鯉がゆったりと、河岸段丘(立川段丘)が湧水を導いているものと思います。興味深い参拝となりました。

谷保天満宮は関東三天神の一つだそうです、ですから梅が付きもので境内の一画が梅園で約350本の梅の木があり、訪れたときは2分咲ぐらいでしょうか、観梅にちらほらと人もいて、その傍らで営業をしている焼き芋屋さんの瓶には、天神さんに似合う言葉が書かれています、これは納得です。