コロナ禍の山の様子を見(調査)に赤岳に、土曜日で晴天の予報なので入山者はそれなりにありました。
途中の行者小屋より朝日を受ける阿弥陀岳を望む。8時半過ぎで気温は-5度位でしょうか。
ルートの地蔵尾根から赤岳の北斜面を望む、雪が所々に付いていてこの先のルート上の状態が気になります。
主稜線へ出て山頂へ続く登山道を見ると、歩くところに雪が付いているのが分かります。
赤岳山頂から北アルプス方面を望む。アルプスにはしっかり雪が付いています。
南の方向に富士山がきれいに見えます、天気が良かったので360度のパノラマビューでした。
下りの文三郎尾根コースまでの途中で阿弥陀岳が良く見えます、登山道には雪は付いていませんね。
昼過ぎに行者小屋に戻ると数張のテントが立っていました、夏と比べるとかなり少ないが、この時期にテン泊するのは慣れている方でしょうね。
大きな山にコロナ禍で行っていないなと思いながらいたが、でもどれぐらい入っているのだろうか、と興味を持ち調査に行って来ました。土曜日だったので駐車場は満杯で多くの登山者、夏山シーズンと変わらないように感じで驚きです、それでも登山道に入るとばらけて密になることは無く安心です。途中の行者小屋でも居るのだが疎らで小休止をとることができました、少しの間だけ手袋をとっただけで手がかじかみ暫く辛かったですね。地蔵尾根ルートに入り高度を上げていくと、背後に雪を頂いた北アルプスの絶景が見え、満足感の中岩場を登り地蔵さんに挨拶をして稜線に、山頂への道には雪が付いているのが見え、コース取りを考えながら注意して登り山頂へ、狭い山頂なのですが天気がいいので各々滞在時間が長くなり、ここは密の状態となっていました、避けて北西側で私も30分ほど絶景を眺めて休むことに、風もなく強い陽射しで気持ちよく山の展望をゆっくり楽しみます。文三郎尾根コースを下るので直下から岩場を下り分岐へ、一つだけと決めていたので阿弥陀岳を見ながら文三郎の階段状の道を下り再び行者小屋へ、朝には1張しかなかったテントが10張位まで増えていました、密を避けるため小屋泊を避けているのでしょうか、寒い中なのだが小屋よりは安心できるのではないか、そんなことを考えながら下山を続け駐車場へ戻るが、車の数は減っていませんでした、それなりに登山者は入っているようです。
三密を避けるため山小屋も予約制で宿泊人数を3分の1程度までとしているので、そのこともありテント泊をする人が増えているそうです、今回入山者はそれなりに居ましたが、登山道では疎らになり会話も無いので安心ですが、すれ違いや追い越しの時に荒い息遣いが気になります、マスクは私も含め殆どしていませんので、飛沫対策はゼロでした、途中でルートの状態を聞いたりする会話はソーシャルディスタンスで行うが、狭い山頂なので密の状態になりますが、喜びと絶景に歓声を上げる方々もマスクをする方は居ませんでした。登山は激しい運動なのでマスク着用は難しいが、密で滞在が長びくような場所では着用が望ましいですね、ポケットに入れていたので密の中では付けていましたが、下りに入り外しました、一人だけ付けていると完全に浮いた状態だったようです、どこでも誰でも掛かる環境ですから、登山者の方々も気にしながら過ごしたことと思います、一人一人の考え方ですね。