今年最後になる高原に行ったときの風景です。

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11月30日時点で八ヶ岳にはまだ根雪が付いていません、これまでは暖冬ですね。

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穏やかな夕方、池に冬枯れの森が映りました、手袋も要らずに散歩することができる気温です。

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冬枯れの森の端にあるベンチは落葉に囲まれ少し物寂しい光景を作っています。

小雪も過ぎ雪が舞ったりする時期ですが、暖かい11月の末の高原から見る八ヶ岳には、まだ根雪が付いていませんでした、暖かい日が続いて約2900mの山には雪が降っていないようです、富士山を見ると8合目から上は真っ白く雪が付いていますので、3000mに届かない山、そして内陸にある山では今年はまだのようです、遠望する北アルプスの雪も少ないように思えます。暖かいので冬枯れの森などを散歩するには打ってつけの気候で、この時は風も納まり穏やかで聞こえるのは小鳥の声、アカゲラなどキツツキの声そして〝ギィ‐〟という大きな声、冬の森でよく聞くカケスの声です、そして枯れ葉を踏む音だけです。手袋をせず手をポッケに入れることもしないですむ気温、肩を縮こませることなくゆったりとした気持ちで散歩を楽しむことができました。

明後日は二十四節季の大雪、それに合わせるように今シーズン最強の冬将軍がやって来るようで、待望の雪が高い山やスキー場に降りそうです、また高原のスキー場では気温が下がって人工降雪機もフル稼働で遅れを取り戻すことになるのでのでしょう。先日友人達と今シーズンのスキー行の予定などを話し合うときに、初滑りはいつになることやらと嘆き、雪乞いの儀式をしようとお神酒をいただくことに、皆でしっかりといただいたのが通じたのかな、そんな天気予報になってきました、大いに期待したいものです。雪乞いの効力に思いを寄せるのではなく、地球温暖化対策のまとめが重要で、一国主義にならず全ての国の参加で取り組んで欲しいものです。